気持ちよく効果的に節約する

こんにちは。キャリームです。
暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


昨今の電力事情から「節電」がある種のブームとなってますが、
今回は節電…ではなく節約についての雑感を書きます。
特に知識的な話でもなく勉強になる話でもないのですが、
どうかしばらくのお時間お付き合いいただきたく思います。


突然ですが、ラテマネーという言葉を聞いたことはありますか?
家計あるいは節約に関する本を読まれた方なら耳にしたことがあるかもしれません。
初耳のあなた!覚えといて損はない言葉ですよ。


ラテマネーという言葉に厳密な定義はありませんが、

金額が小さいのであまり気に留めないが、ある程度定期的に出て行くお金

といったところになるでしょうか。
このラテマネーというのが節約する上でのポイントになります。


昨今のカッコいいサラリーマン像として*1
“毎朝出勤時にスタバでコーヒーを買ってオフィスに向かう”
“スタバのコーヒー片手にブレインストーミング(あるいは会議)”
というものがあるかと思います。
なので、このカッコいいサラリーマンを例に取り上げましょう。


カッコいいサラリーマンは、

    1. 1日2回(朝と昼)にスターバックスに行く
    2. 毎回買うのはスターバックスラテのTall(\380)
    3. もちろん店員のお姉さんと洒落た会話を交わす仲

という設定です。
で、ここからが、本題になります。
1日2回買うということは、\380×2=\760が毎日出て行きます。


「1日760円?大した額じゃないじゃん」と思った、あなた!
それが落とし穴なんですよ!!!


1日なら760円ですが、毎日買うと週に3,800円になります。
さらに、1ヶ月=4週間で換算すると、月に15,200円にもなります。
さらにさらに、これを1年に換算すると…やめておきますか?


年間に換算すると、182,400円になります。
毎年1回余計に海外旅行に行けちゃいますよ。
毎年PCを新調しているようなイメージですよ。


この日々のコーヒーにかかるお金こそが、ラテマネーというやつです。
ラテマネーは、1回あたりの額が小さいため気づきませんが、
実はちりも積もれば何とやらで、バカにならない額を使ってます。
ここをきっちり抑えることが節約への第一歩になります。


では、どうやってこのラテマネーを抑えるのか。
まずは、日常的に行っている行動を思い返してみてください。
何でも良いんです。朝ご飯を食べるとか、ジムに行くとか。
次に、その中でお金を使ってるものを探してみましょう。


私の場合、以下の2つがラテマネーとして思い浮かびました。

    1. 毎日買ってるペットボトル飲料
    2. ジムに行くと借りる靴のレンタル料


よし、じゃあ、思い浮かんだのをカットしよう!


いえいえ、そんな単純な切り捨て方は推奨しません*2
思い浮かんだものに対して代替案を考えてみましょう。
私の場合だと、以下のようになります。

    1. 家から水筒を持って出かける
    2. ジム用の靴を買う


よし、じゃあ、代替案を(ry


最後に、その代替案のメリット・デメリットを考えてみてください。

  • メリット*3
    1. いつでも冷えたお茶が飲める
    2. 誰が履いたのかわからん靴を履く必要がなくなる
  • デメリット
    1. ちょっと荷物が重くなる
    2. 持ち運ぶとなるとかなりかさばる


そこで、ようやくカットするラテマネーを判断するわけです。
私の場合、ペットボトルを買わずに水筒を持ち歩くようにしましたが、
ジム用の靴は買わずに、相変わらずレンタルシューズを利用してます。
判断基準は単純で、メリット>メリットと考えられるかどうかです。
この際、節約になるという点は考えない方が良いと思います。
節約という視点も組み入れたい場合、支出頻度が基準になるでしょう*4


では、今日のまとめになります。

  1. ラテマネーとは、定期的な少額の支出
  2. 三段思考でラテマネーを気持ち良く節約
    1. 日常を振り返り、ラテマネーをリストアップ
    2. ラテマネーに対する代替案を考える
    3. 代替案のメリット・デメリットから節約対象を決定する


ラテマネーは定期的に使っている分、
何気ない日常を彩る存在でもあると思います。
それをむやみやたらと切り捨てるのではなく、
あくまで納得できるもののみ節約するようにしましょう。


では、また次回をお楽しみにー。

*1:僕の勝手なイメージです

*2:もちろんやっていただいても構いませんが…

*3:節約になるという以外のメリットです

*4:額面を基準にすると、ラテマネーの本質である積み重ねという部分が意識できなくなるため